【スタントマン（ウーマン）】に就くための応募資格や条件、年収を紹介 - “働く”をもっと楽しく！仕事応援型ウェブマガジンJOBLY [ジョブリー]

運動神経が良いと自負する人、体力抜群だと思う人。そんな方々にうってつけの仕事があります。

それは、スタントマン・スタントウーマンの仕事です。今回は変わった職業の1つであるスタントマン・スタントウーマンの仕事についてリサーチしまとめて見ました。

危険が伴うので運動神経と健康体が必須条件

スタントマン・スタントウーマンになるにはどんな学歴や能力が必要なのでしょうか？この職業に就くには学歴は問題視されません。

スタントマン・スタントウーマンは俳優の代わりに高度5000ｍを飛ぶ飛行機から飛び降りたり、全身火ダルマになったり、走る車に飛び乗ったり飛び降りたりと言った危険なシーンに挑戦するので、それなりの運動神経と健康体が必須条件となります。

そのために彼ら彼女らは日々鍛錬を怠る事なく努力を続けているのです。しかし、不運にも体の故障などでスタントマン・スタントウーマンになる夢を諦めなければならない人達もたくさんいます。

では、どうすればスタントマン・スタントウーマンとして活躍できるのでしょうか？一番の近道は、スタントマン・スタントウーマンを抱えるプロダクションのオーディションに応募し、採用されることです。このオーディションはかなりの狭き門であり、全国そして世界各国からもオーディションに応募する人達がいます。

こう言ったプロダクションは、危険なシーンごとにこれらのシーンを得意とする社員をたくさん抱えています。そして、映画やテレビのドラマ、舞台などの引き合いがあると、プロダクション内の選考を受けて出演する事になります。

スタントマン・スタントウーマンのメリットとデメリット

では、スタントマン・スタントウーマンの仕事のメリットとデメリットにはどんなことが挙げられるのでしょうか？

先ずメリットについて見てみます。第1に、有名な俳優や自分が憧れるタレント達と知り合いになれることです。第2には、通常のアクション俳優たちよりも高い報酬が得られることがあります。第3には、仕事に就ける年齢層が70歳代までと幅広いことが挙げられます。

では、デメリットについて見てみましょう。これは何と言っても「危険が伴う」と言うことに尽きます。しかし現在では、スタントマン・スタントウーマン専用の保険が準備されていますので、ある程度は安心できます。

報酬が高いハリウッド映画

最後にスタントマン・スタントウーマンの報酬や給与、そして待遇について見てみましょう。これは出演するシーンによって大きく異なります。

例えば、車にはねられるシーンでは数万円、走る車の屋根にすがり付き飛ばされるシーンでは20万円前後と言われています。我々がアクション映画でよく目にする「全身火ダルマのシーン」に出演すると、その報酬は100万円程が相場と言われています。

そして年収に換算すると、スタントマンの場合は300万円～800万円と言われており、スタントウーマンの場合、その年収は200万円強と言われています。この年収から見ると、常に命の危険にさらされながらの仕事ですので、それほど良い収入とは言えないかと思います。

しかし、これが外国となると話は少々変わってきます。特にハリウッド映画では。ハリウッド映画の“おはこ“と言える全身火ダルマのシーンを比較すると、日本の場合は100万円程度が相場ですが、ハリウッド映画では1回の出演で1000万円と言う報酬も珍しくありません。このシーンには1回500万ドルの報酬が支払われたことがあるそうです。