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世界のエグゼクティブは熟知~就職難とは無縁の世界に生きるノウハウ

激烈極まる就職戦線で頑張っている皆さん。もし就職戦線に無縁の、そして履歴書が不要で、しかも容易に就職が出来ると言った世界があるとしたらどうしますか?

この世界は、新卒の方々はもちろん第2新卒の方々にも、30代40代の転職を希望する方々にも有効な事なのです。そんな世界に飛び込んでみたくはありませんか?

現在世界を舞台に活躍しているエグゼクティブ、或いはシニア・マネージメントと呼ばれる人たちはたくさん存在しています。彼ら彼女たちの年俸は少なくともU$150,000以上であり、通常はU$200,000が相場となっています。そして、フリンジ・ベネフィットと言う、一般社員には付与されないさまざまな特典があります。

典型的な例としては、海外出張時には飛行機のビジネスクラス、若しくはファーストクラスが利用できる事が挙げられます。また、自社株の優先取得や特別賞与、運転手つき社用車の無償供与、個人的に使用する社用車の無償貸与とガソリン代の支給、そしてエグゼクティブ用の各種保険への会社負担による加入などがあります。

では彼ら彼女らの全員が平社員として採用され、昇給に昇給を重ねて現在のポジションを獲得したのでしょうか?エグゼクティブ、或いはシニア・マネージメントのポジションにある人達の中には、そう言ったいわば「叩き上げ」の強者も存在します。しかし大半のエグゼクティブ、或いはシニア・マネージメントと呼ばれる人たちは、ある手法を持って現在のポジションに就いています。

では、「世界のエグゼクティブは熟知している、就職難とは無縁の世界に生きるノウハウ」とはどう言った内容なのでしょうか?私の長年の友人である40歳代のスコットランド人の男性を例に取り話を進めていく事にします。

彼は34歳から現在まで、世界的に有名な大手出版会社の環太平洋地区の統括役員(シニア・マネージャー)として活躍しています。この出版会社に就職するまでは、彼は日本語を勉強する事を兼ねて、英会話スクールの教師とカリキュラム編集の仕事をしていました。

また彼は、英国で大学に在学中の時代から、彼が希望する世界規模の出版会社の代表取締役を含めた役員達に対して、自分をアピールする自己推薦状のようなものを郵送し続けました。

この自己推薦状は、彼本人の知識や教養、特技、そして世界規模の出版会社のエグゼクティブと相応しい能力を会得するために日々研鑽しているレポートを兼ねていました。彼の弁によると、この自己推薦状は彼の大学在学中から効果を発揮し、大学卒業後の採用を保証する採用通知書が送られて来たそうです。

しかし彼には、日本語を習得し、最終的には米国に在住して、ある出版会社の太平洋地区を管轄したいと言う希望と目的があったために、採用通知については丁寧に断わりました。そして、来日し英会話スクールの教師をしている期間中も、彼の研鑽の歩みを逐一「信書」にしたためて報告していました。

そして彼が34歳の時に、今まで自分が自己推薦状的な文書を郵送していた会社のエグゼクティブ達に対して、自分の希望するポジションと報酬、そしてフリンジ・ベネフィットを明記したオファーレターを郵送しました。

その結果、彼には4社から採用したい旨の通知が届き、彼を採用したい4社全てが日本まで出向き面接を申し出ました。彼は全ての会社と面接(と言うよりは条件交渉だと言っていました)し、条件の一番良い会社と雇用契約を取り交わし現在に至っています。

この手法は彼だけでなく、オーストラリア国籍の友人も、米国人の友人も使って成功しています。そして現在、グローバル規模で活躍をしているエグゼクティブの多くは、この手法を使って成功しているのです。

蛇足ですが、大手出版会社の環太平洋統括役員として活躍しているスコットランド人の元には、複数のIT関連企業や競合他社である出版会社からCEO(最高経営責任者)としてヘッドハンティングが掛かっているそうです。提示されている最高年俸はU$3,000,000(邦貨換算で約3億円)との事です。

いかがですか?今からでも遅くはありません。この手法を使ってグローバル・エグゼクティブとして、就職活動には無縁な世界に仲間入りをしてみませんか?