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無駄を極力少なくするためには?専門家を常に抑えておこう!

私の知人の体験談なのですが、その人の職場で保管庫に置いてあるバッテリーが爆発したそうで、結構大問題になったそうです。

バッテリーには希硫酸が発生しますので、なにかしらの原因でそれに引火したものと思いますが、その後の対応に疑問を感じました。

特にバッテリーに深い知識があるわけではない職場の上部の人たちが、再発防止に使いにくいバッテリーカバーをつけたり希硫酸が充満しないよう、保管庫に扇風機を付けたりしたそうです。

ちなみに今でも真冬であろうが扇風機をまわしており、知人も寒くてやってられないと言っていました。そして「長い時間話し合った結果がこれかよ」という言葉はまさに今回のタイトルを物語っていますね。そこで今回は無駄を極力少なくするために、専門家やそれに詳しく精通している人を常に把握しておく必要性を説明させていただきます。

餅は餅屋

一番効率的なのは餅の事は餅屋に聞くということです。上記の体験談にある対策が正しいかどうかは私にも正確に判断できるわけではありません、問題なのは”知識が薄い人たちが長時間話し合った対策”ということなのです。

今回の例であれば、バッテリー製造業者がバッテリーの爆発するメカニズムを多少なりとも研究しているでしょうから、最初に行うことはその人たちの話を聞くことですよね。その結果”真冬に扇風機を回す”のはとても効果的と言われれば正しいのでしょうけど、あくまでも自分たちで考えた対策なので首を傾げてしまいます。

より経験豊富な人に聞く

人によって趣向は異なりますが、他人に面白い本を紹介してもらうとき、なるべく色んなジャンルを数多く読んでいる人のほうがより自分に合っている本を教えてくれる可能性が高まります。知識だけではなく場数を多く踏み失敗もたくさんしている人の方が成功への近道を良く知っているということですね。

自分にとっていい物を得ようとしてその人と同じ経験をし時間を費やすよりも、その人を頼れるような関係性を持つことで効率的にものごとを進められます。

人脈は命

すなわち問題が起こったときや、何かが必要になった時にその人と連絡がすぐ取れるようになっているかが重要です。よくある失敗は連絡がとれなくてもどかしくなり結局自分の思う通りの決断で物事を進めて、後から最善の方法ではなかったと教えられて後悔することです。

これは私の経験談なのですが、友人に「宴会でカラオケを準備することになったので後々、使い続けられるようカラオケセットを買おうと思っている」と言われたとき、その人が目をつけていたのが1万円以上のマイク型のカラオケグッズで数百曲程度しか入っておらず、好きな曲を追加しようとしたら一曲ごとにお金がかかるシステムだったのです。

私は「ちょっと待て、詳しい人に聞いてみるから」と留まらせて、改めてカラオケの最善の方法を他の人に聞いてみると、インターネットの環境があれば家庭用ゲーム機で数千円のマイクと数百円の一日利用権を購入するだけで通信カラオケと同じ曲が採点付きで歌えることを知り、それを教えてあげました。

その友人はその方法をとり実際に使ってみたところ値段的にも宴会的にも大好評だったらしく飛び跳ねて喜んでいました。「もう少しで後悔するところだった」と聞いたときに改めて人と人の繋がりはとても大切だなと感じさせられましたね。

詳しいからといって商売関係は気をつけろ

これはどういうことかというと、電化製品を買うときこの人は電気屋の店員だから間違いはないとそれを真に受けてしまうことです。商売関係は利益云々が影響しますので、必ずしも自分にとって一番良い物をチョイスしてくれるわけではありません。

私もいくつか失敗した経験があります。例えばノートパソコンを購入したとき、その頃はDVD書き込み機能がデスクトップにしか付いておらず、ノートPCにもその機能がもうすぐ付くのであれば買うのを見合わせようと店員に相談したところ、店員も確実に早く売りたかったのか「間違いなく2年ほどは待たなければいけない」と断言され現行のノートPCを購入しました。

結論はなんてことはありません、半年も経たないうちにDVD書き込み機能が付いたノートPCが同じ値段で発売されていました。利害に関係ない友人や交流のある関係者に聞くほうが安全な場合もありますね。

何事でもひとりだけで考え行動するのではなく誰かに相談したほうが良いかもしれないということを忘れてはいけません。仮にその人が無知であっても、知識・経験豊富な人を知ってる可能性もありますし、人に助言求めるだけでも判断材料のひとつになるのです。