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ミスコンテスト優勝者は就職に有利?歴代の優勝者の進路からかわる意外な事実

巷には、ミス日本を始めとして、ミスと付くコンテストがたくさんあります。ミス日本出身者では、第24回優勝者の藤原紀香が有名です。彼女は現在女優として活躍しています。

では、他の優勝者はどうしているのでしょうか?また、県や市が主催するミスの優勝者たちは、その後どうしているのでしょうか?その前に、ミスの優勝者の賞金や特典にはどんなものが用意されているのでしょうか?皆さんも興味があると思います。

そこで、ある政令指定都市のミスコンテストで優勝した女性に、そのことをインタビューしてきました。賞金は?十万円、その政令指定都市の姉妹都市への親善大使としての海外旅行が主な特典だったそうです。

その他には、ミスコンテストに協賛した企業からの商品が提供されたそうです。思っていたよりも特典が少ない事に驚きました。彼女はミスの仕事を1年間続けた後に、ミスコンテストに協賛した企業に入社しました。そして、広報部に配置されたそうです。

話は前後しますが、この政令指定都市のミスコンテストに応募するには、日本の琴や三味線、日本舞踊などの伝統芸能の内1つを身に付けていなくてはならないそうです。もちろん、語学については最低限英語が出来なければならないそうです。そして、茶道、香道、礼法などの教養も求められるそうです。厳しい応募基準ですね。

さて、ミス日本や各地方自治体のミスコンテストの、歴代の優勝者や入賞者のその後の進路を調べてみると、意外な事に自力で就職しているようです。そこで、前述の政令指定都市のミスコンテストで優勝した女性に、その辺の事情を聞いてみました。

彼女はミスの仕事をしている期間中に、さまざまな企業からヘッドハンティングが掛かったそうです。そこで、ミスの仕事の合間を縫って、興味のある企業に出向き面接を受けたところ、面接とは形式だけだったと言っていました。

企業では既に本人の学歴や経歴などは熟知しており、会社のイメージアップのための存在として採用したいとの事だったそうです。そして、彼女と同期のミス入賞者も同様の経験を持っているとの事なので、事実だと思います。

つまり、ミスコンテストに応募するには、一般の就職活動で身に付けていなければならない教養や語学力そして常識を、通常の就職活動をしている人達に比べて幅広く、そして深く身に付けていると企業側が評価している証左だと思います。

従って、ミスコンテストの優勝者や入賞者は、単に美人だとかスタイルが良いなどと言った外見での評価は余りされないようです。却って、内面的な美しさと、ミスコンテスト応募に至るまでの努力を企業側は評価していると思います。