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自分を大人に見せる奥の手。嫌なやつらにはほめ殺しで対応しろ!

社内には気心の知れた相手ばかりとは限りません。性格が合わない、生理的に嫌悪感を催す同僚や上司もいる事ともいます。

こんな時は「嫌なやつらにはほめ殺しで対応しろ!」を実践しましょう。

ほめ殺しは社内でも通用する

この技は政治家たちが好んで使う手法です。会社内でも十分通用する方法ですし、されて嫌がる人はいません。使いまくりましょう。

この記事はK大学のOB達が主催する、勉強会の2次会での会話をテープ起こししたものです。読み苦しい文章や文言がありますが、彼らの発言を出来るだけ忠実に再現した結果である事にご理解とご了承をいただきたいと思います。

S氏:「そう言えば、“ほめ殺し”って言葉があるよな。」

M氏:「あれなー、言われている方には判らないんだよな。」

S氏:「政治家が多用するよな。」

N氏:「あれはボキャ貧じゃ出来ない技だぜ。」

H氏:「でも、言われていることをそのまま取れば、悪い気がするヤツはいないんじゃないの? 後でほめ殺しと判ってもさ。」

K氏:「特にお局様には効く技(わざ)だと思うよ。」

A氏:「俺たちも騙される事あるしな。」

O氏:「俺はゴマすりとしか取れないけどね。」

A氏:「それは、相手の殺し方が下手だからじゃないの?それとも、お前がひねくれてるとか?」

O氏:「まー、ほめ殺しで会話がギスギスしたり、仲が険悪になることはないから、悪い事じゃないと思うけど?」

A氏:「やり過ぎは良くないけど、喧嘩するよりましだと思うよ。」

S氏:「そうだよな、ほめ殺しを言われて、面と向かって文句は言えないしなー?」

A氏:「俺も若い頃は嫌な上司や先輩達に使いまくったぜ。」

J氏:「女性社員を上手く使いこなすには良い方法だと思うよ。俺は結構多用してる。」

A氏:「そうそう、“ファッションセンス抜群だね”とか、“企画書の推敲は君に頼むに限るよ”とかね。」

ほめ殺しはコミュニケ-ションのひとつ

ほめ殺し・・響きは良くありませんが、一種のコミュニケ-ションの潤滑油と思い使いまくりましょう。そうすることは、あなたを肯定的人間として首位から評価されると言う効用もありますから。

そして、飲み会の最後には、「結局のところ結論は?」がテーマとなりました。繰り返しになりますが、良くも悪くも、団塊世代の先輩達が中心となって動いている経済社会です。

彼らの意見は多岐にわたり、取り留めのないような気がします。要するにどうすれば「社内のみんなに好かれ評価され、そして出世出来る」のでしょうか?それをまとめてみます。

G教授:「君たちの言いたい事は、要するに何なのかね?こう言う事かね?常に笑顔で相手と向き合い、相手の話は一度は全て肯定的に受け止め、相手の劣等感を重視するような言動はつつしみ、清潔感ある服装と節度ある持ち物を持つ事を心がけ、“陰”で自分の能力を高める努力を継続する、と言うことかね?」

A氏:「G先生、その通りなんです。いやはやさすがですね!」

G教授:「A君、それをほめ殺しって言うんだよ。」

A氏:「先生、そりゃないですよ。しかし参りました。」

G教授:「それと言い忘れたがね、君たちの誰かが言っていたと思うが、読書のことなんだがね。“哲学書からポルノ雑誌まで“という考え方には私は賛成ですよ。とにかく、現代は娯楽が多いのか、読書を軽視している傾向があるように感じています。読書は頭脳のあらゆる訓練には最適な方法ですよ。君たちもこれからもしっかり読書は続けるようにしなさい。人間、一生のうちに、少なくとも2万冊の本を読破しなくてはと思いますよ。」

誰にでも好かれて、出世する方法とコツを編み出す

取り止めがなく、ごくごく常識的な話に終始しましたが、コツとはこんなものではないかと思います。

皆さんも皆さんなりの「社内の誰にでも好かれて評価され、そして出世する方法とコツ」を編み出して社会の荒波を乗り越えてください。