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会社で嫌いな人を考え方一つで少しだけ好きになれる方法

会社で嫌いな人って誰にでも一人は居ると思います。正直そのような気持ちを持ち続けていては仕事が円滑に進みませんし、面白くなくなるキッカケにもなりかねません。

皆さんはそんな時どういう風に対処していますか?

苦手意識を持ったまま付き合っていくのか、それとも嫌いだと割り切るのか。もし少しでも好きになる方法があるとしたら是非試してみたいと思うんじゃないでしょうか。そこで今回は嫌いな人を少しでも好きになれるような考え方やその方法などをご紹介させていただきます。

嫌いな人でも良いところは必ずある

現状会社で働いている人であればどんな人でも良いところは必ずあります。まったく無い人は間違いなくその会社には長くいられないでしょう。その点を踏まえて苦手な部分ばかり気にするのではなく良いところを見つけてあげるのです。

実際私も同じ会社で働いている先輩上司に苦手というより嫌いに近い人がいました。その人は自分に甘く人には厳しく、気分屋なところがあり、周囲からも嫌われている人でしたが、行動力は人一倍あり、実際私の仕事関係者の顔つなぎや取次ぎをしてくれたりその人にメリットがあることであれば物凄い強力に補佐してくれたりと自分にとって良い部分も確かにありました。ですので嫌なことをされたり、何かしら迷惑をかけられてもその事を思い出すことで、その人のことを嫌いな他の方よりも良い付き合い方が出来ていました。

このように、どんな嫌いな人でも意識的に良い部分を探したり、ちょっとしたことでもこの人がいたお陰で成しえた事などを見つけてあげると自分の中で少しは苦手意識が薄れるかと思います。

嫌いな人の欠点ばかり意識しない

この人のこういうところが嫌だ、こういう部分が嫌いだと欠点ばかり意識していては益々苦手になっていきます。時には割り切って「この人はこういう人だから仕方ない」と欠点を意識しないようにすれば苦手意識も徐々に薄れていくと思います。

口が悪い、暴言を吐く人がいたとしても、その人の本心がその通りとは限りませんし、その人なりのコミュニケーションなのかもしれません。完全にスルーすることは難しいかもしれませんが、深く意識しすぎないようにすれば関係改善の道開けてくるかもですね。

接点の無い人への苦手意識は接点を持つことで解消される

私の尊敬する上司が言った「嫌いと思っている人でも腹を割って話せば大概分かり合える」という私の中でのマイ名言があります。当時の私にも話したことが無いにも関わらずその人の行動や容姿から苦手意識が生まれ、なるべく接点を持たないようにしていた人がいました。

しかし仕事の関係上その人と関わればスムーズに行く案件があり、思い切って話しかけてみたところ、以前の自分が持っていたイメージと実際接してみたイメージは全然違い、むしろ物凄く良い人だったのです。その後は仕事仲間としても先輩友人としても多くの交流を持つことになりました。

このように、接点の無い状態で苦手意識を持つことは接点を持つことでそれが解消されることがあり、他人からの評判や勝手なイメージで避け続けるのは決して良い結果にはなりません。思い切って接触してみることが大切ですね。

嫌いな人と仲が良い人に尋ねてみる

尋ねる相手にその人を苦手に思っている、もしくは嫌いだということを告げなければいけないので多少のリスクはありますが、余程苦手に感じていれば周囲にはおのずとバレているので深く考えず自分の嫌いな人とどう接すれば良いのか尋ねてみるのも一つの手です。

例えばその人の苦手な部分が気難しさからくるのであれば、その人の上手な扱い方をご教授してくれるかもしれませんし、すくなからず自分よりはその人との良い付き合い方を知っているはずです。

はじめから諦めないで

今回は嫌いな人を少しでも好きになる方法について書かせていただきましたが、重要なのはこちらが一方的に苦手で嫌いなのか、お互いに敬遠しあっているのかです。前者であれば、今回書かせていただいた内容を実践していただければ多少は改善されるかと思いますが、後者だと相手の苦手意識を解消した上で更に相手からの苦手意識も解消しなくてはなりません。

私にも最後まで分かり合えなかった人もいますが、歩み寄りの努力を続けた結果分かり合えた人もいます。一番いけないのは苦手、嫌いなのは仕方ないと諦めてしまうことなので、皆さん是非少しでも相手のことを好きになれるように色々実践してみてくださいね。