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就活最前線!面接時ではこんな質問をすれば評価される例題集!

就職活動では、企業訪問、履歴書の送付、そして面接と言う段取りが一般的ですが、中でも一番気を遣うのが面接ではないでしょうか?

面接とは採用するために実施されるのですが、反面不採用にするために行われると言う面も持ち合わせています。彼ら面接担当者は、会社のそして上司の意に沿った社員を採用するために、ありとあらゆるポイントを突いてきます。

中でも、「では、皆さん(Aさん)から弊社に対して何か質問はありませんか?」と聞かれる場面こそ、面接時における重要な部分なのです。それまでの質疑応答は、この面接担当者が発する最後の質問のための前哨戦のようなものと心得る必要があります。では、どんなことを企業に対して質問すれば評価されるのでしょうか?また、どんな質問をすると評価されないのでしょうか?

それでは、こんな質問をするとほとんど不採用と言う事例を挙げてみましょう。「御社の福利厚生制度についてですが、・・・。」や、「休日出勤はありますか?」、「勤務時間は09:00~18:00までですね。」「年次有給休暇は本当に消化しても良いのですか?」などの質問をした応募者は、ほぼ100%不採用になっていると言うのが現状です。

では、どんな質問をすれば面接担当者に評価されるのでしょうか?私の友人達3人が交わした会話をそのまま記載します。

A氏:「君は応募者にどんな質問を期待してるの?そして、その質問から何を見抜こうとしてるんだ?」

B氏:「A君は人事担当役員でしょう。判ってるんじゃないですか。“本当にウチの会社に入りたいのかどうかです”よ。」

A氏:「それで、具体的にはどんな質問を期待してるの?」

B氏:「そうですね、私の場合、“御社の営業体制は?”とか、“現在の主力事業はXXですが、新規事業はどんな方向で考えていますか?”なんかだったら納得ですかね。」

「うちの会社は流通だから、取扱商品の動向についてコメントされると、“こいつ本気かな?”って思いますよ。」

C氏:「我が社は金融だから、自己資本比率を落とさないための具体的戦略とか方策を聞かれると、唸るな。」

B氏:「要するに結論から言うと、“本気でウチの会社の入社したいかどうか”が、表れている質問なら評価すると言うことですよ。」

と言う結論になりました。

しかし、1次面接や2時面接では時間が限られているので、質問は一つに絞り、出来るだけ具体的な内容にすることが肝要です。現在の企業を牛耳っているのは、良くも悪くも団塊の世代の人達です。彼らの精神構造を理解して面接に臨むことが肝要です。