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平日より自由度の高い休日出勤!それでも守るべき4つのマナー

通常会社勤めの方は、男性であればスーツに革靴、スーツを矯正されない女性でも、ある程度フォーマルな服装であることが求められます。

また、服に社章をつけたり、通勤中の電車では漫画やゲームを禁じられていたり、それぞれの会社で内容は違いますが「その会社のイメージを損なわないように」と服装規定や行動規定などさまざまな規定が設けられています。

ところで、会社によっては作業内容が多く、休日出勤をする必要があることがあります。

休日出勤はせっかくのお休みが仕事で潰れてしまい、リフレッシュも出来ず辛い面もありますが、一方で休日手当がついたり、普段とは違ったゆったりした気分でオフィスに通うことが出来たりと良い面もあります。

休日出勤は他の社員の目も少ないため、ついルーズな気分になりがちですし、それもまた休日出勤の楽しみの一つでもあるのですが、しかしあくまでも休日出勤は「仕事」の一環です。

平日ほど厳しくはないですが、それでもやはり守るべきマナーというものはいくつかあります。今回はそんな休日でも守るべきマナーを4つご紹介します。

1.服装は休日でもラフすぎず!

休日出勤の場合、大抵は平日に済ませることのできなかった残作業を行うことになります。

普段はお客様と接することの多い人でも、休日はお客様もお休みのため、必ずしもきっちりした服装をしていなくても良いということになります。

ラフな服装は、普段とは違ったアイディアが出ることもあり、またリラックスして作業をすることが出来るので、人によっては作業効率が上がるという効果も期待できます。

しかし、あくまでも仕事ですから、あまりにもラフすぎる服装はやめましょう。

万が一にでも、お客様がオフィスに訪ねていらっしゃった時に、会社を代表してあなたが応対することを考えたら、例えばダメージジーンズや健康サンダル、あるいは過剰なアクセサリーなどはふさわしくないということがわかるでしょう。

2.承認が必要な作業はしない!

休日出勤の場合、上司やリーダーが出勤していないということもあり得ます。そのような時に、上司の承認が必要な事務書類などを作成しても、いない上司の承認を得ることはできませんから、そのような作業は休日には行わないようにしましょう。

仮にその書類が形骸化しているため、普段から「上司の承認印が必要」とされていても実際には担当が上司のハンコを借りて勝手に押している、という事務手続きがあったとしても、上司が不在の時に勝手にハンコを借用するのと、上司がいるときに借用するのとでは意味が全く変わってしまいます。

何かあったときに責任を取らされるのはあなたです。軽い気持ちで不正な手続きをしてしまわないようにしましょう。

3.関係ない場所には立ち入らない!

普段ならオフィスのどの場所に行くことについても制限はない、という人でも、休日出勤の時には必要ない場所に立ち入るのはやめましょう。

何か問題が発生した場合、自分の行動に過不足がないことを証明するためです

休日出勤は本来ならばするべきではないもの、休みの日に社員が出勤することで、会社としてはその分のコストを支払わなければならないため、その出勤に無駄があるというのは好ましくない状態なのです。

ですから、平日の勤務時であれば特に立ち入りに対し遠慮する必要のない休憩室などにも、休日出勤の時は出来るだけ立ち入らないようにするなどの配慮が必要です。

(もちろん、そこに立ち入る妥当性のある理由がある場合は立ち入ってもらってまったく問題ありません。長時間の勤務になった場合にリフレッシュルームを利用するのは、休日であっても妥当な行動と言えます)

4.入退室等のセキュリティ管理はきっちりと!

普段あなたの会社の戸締りなどを担当しているのは誰でしょうか。普段からオフィスの鍵の管理を任されている、という方はそれほど多くはないと思います。

しかし、休日出勤の際は、まさか戸締りのためだけに鍵管理の担当者を出勤させるわけにはいきませんから、出勤する社員が入退室時の管理も行うということが一般的ではないでしょうか。

その際は、入退室の手順に従い、きっちりと施錠し、セコムやアルソックなどの警備会社のロックがある場合はそれも確実に実行しましょう。

また、入退室の管理簿に記載をする必要がある場合は、それもちゃんと記入することです。

休日出勤というと、普段とは違うことも多いですが、日常業務としてしっかり守るべきことは、平日・休日にかかわらず、責任を持ってちゃんと実施しましょう!