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立ち止まって考えることも大事ですがそれだけでは何も進みません

何か問題が起きたとき、あなただったらどうしますか?まずはどうすればいいのかを考えますか?周りに解決方法を相談したりしますか?

ときどき、考えたままで終わってしまう人を見かけます。考えているうちに、失敗したときのことを思うと怖くなってしまうのでしょうか。動き出せずにいる人を見ます。あなたが今、立ち止まっているのは良い方法を考えているからですか?それとも、怖くて動き出せないだけですか?

記憶力がいいのも自分を縛る原因かもしれません

筆者はなにか問題にぶつかったとき、とりあえず、あれこれ動いてしまいます。問題にぶつかっている状況が嫌いなのでしょう。なんとしてでも、ここから抜け出そうと思い、必死でやれる手段を試してみます。AがダメならB、BがダメならC…というように。

周りからみたら、考えなしに動いているように見えるかもしれません。しかし、考えていても、今まで経験したことがないのであれば、どうなるかなんてやってみないとわからないのではないでしょうか。

しかし、そんな筆者でも立ち止まってしまうときもあります。それは、行動に移す前に何か違う、と違和感を覚えたときです。「これじゃないのかも…」そう思ってしまうと、行動に移すことができなくなります。そして、そのままどうすればいいのかを考えているうちに、過去のあらゆる失敗経験を思い出してしまうのです。

似たような思い出を思い返しながら、そういえばあの時もこうやったから失敗したな、あの時はああやって失敗したな、と自分の記憶力の凄まじさに驚くくらい、行動に移させない原因を過去から探してくるのです。(これだけ過去の記憶を呼び戻せるのなら、もっとテストの時に活用していればよかった…と、自分の記憶力を甘く見ていたことを反省したこともあります。)

そうこうしているうちに、行動するのが怖くなり(また失敗するのが怖い、と言った方が正しいかもしれません)何もしないまま終わってしまうのです。結果的に見ると、あの時いろいろ悩んだから今があると思えるのですが、毎回、怖がって逃げていては本当に望む結果は得られるのでしょうか。

考えるから行動できないのではないですか?

あなたが行動できない原因は、筆者のように考えているうちに、過去のあらゆる失敗経験を思い出してしまうからではないでしょうか。似たような経験を探し出してきては、今回はやめておこう、と自分を正当化する理由をつけて逃げていませんか?

行動しなければ失敗はありません。しかし、その分、望む未来も得られません。それを失敗したことで、あなたにはどんな不利益が生じるのでしょうか。経験が一つ、記憶されるだけですよね?

その経験を逃げるための口実に使うのではなく、そこから新たな方法を考え出しませんか?今回はたまたまうまくいかなかっただけで、毎回そうとは限りません。そこで行動することをやめてしまうから、失敗したという経験で記憶されてしまうのです。うまくいくまでやり続ければ、成功した経験で記憶されます。

自分の記憶力は侮れません!成功経験をたくさん記憶させたいのなら、あきらめずに行動するのみです。まずはできそうなところから、小さな成功を積み重ねてみませんか?