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同じ仕事でも、言われる前にやるからこそ「できる人」なのです

あなたは普段、周りから言われて仕事をしていますか?それとも、自分から気づいて、率先して仕事をしていますか?言われてからやっても、言われる前にやっても、どちらもほんのささいな差のようにも感じますが、日々の積み重ねが、年月を経て大きな差へとなっていくのです。

言われたことをやっている方がはるかに楽です

筆者自身は、どちらかというと言われたことだけやっている会社員でした。特に入社したばかりの頃は…。一から十までこと細かに説明してもらえないと、何をしていいのかわからないタイプでした。

特に困ったのが「これやっておいて」と丸投げするタイプの人。何を、どうすればいいの?いつまでにやればいいの?それを教えてもらえないと、どうしていいのかわからなくなってしまうのです。そのため、いつ、どんなときに、どのような状況でそれを使うのか、どういう状態になっていればいいのかを確認してから作業を進めていました。

しかし、そこで「言わなくてもやってくれるだろう」という思いがあれば、残念ながらその思いを感じ取ることができませんでした。言わなければわかりません!!気が利くタイプなら、その思いを察して動けると思うのですが、世の中そんなに気が利くタイプばかり存在するわけではありません。

細かく指示していただかないと動けない筆者からしてみたら、言われたことだけやっている方がはるかに楽です。いちいち相手の行動を先読みしたり、言わない思いを察知するのは大変な労力を必要とするのです。

変わるきっかけは必ず訪れます

そんな筆者でも、少しずつですが相手の「言わない思い」に気づいて作業を進められるようになりました。そのきっかけは本当に単純なことでした。ものすごく労力が必要なことでもないですし、ツラい思いをすることでもないです。筆者が変わるきっかけになったもの…それは「周りの人がどういう風に仕事を進めているか、いろんな事例を教えてもらった」ことです。

なんだそんなことで。。。と、思うかもしれません。しかし、細かい指示がないと動けない筆者にとってみたらとても重要なことでした。同じ仕事でも、いろんなパターンを教えてもらうことで、今までワンパターン化していた仕事の進め方に幅ができたのです。

「こうしないといけない」勝手に自分でそう思ってしまっていたのですが、実はそうでもなかったのです。違うパターンでも応用が効いたり、いくつかのパターンを組み合わせることでより仕事の効率がアップしたり…。筆者の場合は仕事のやり方がわからなかったので、それで言われたことしかやることができなかったのです。

同じように、こと細かく指示をもらえないと作業を進められない人もいると思います。能力が低いとか、才能がないとかそういう問題ではありません。きちんと仕事の進め方を教えてもらえれば、言われたこと以上のことだってできるはずです。いろんな方法があることを知れば、あなたの仕事の進め方が広がります。ぜひ一度、周りの人の仕事の進め方を聞いてみてはどうでしょうか?