上手くいけば最強の味方！？上司と良い関係を築くコツ
単なるゴマすりはいけません
社会人の一番の悩みといえば、職場の人間関係。特に上司や先輩との付き合い方で困ったり悩んでいる方はかなりの数に上るでしょう。中には非常にうまくゴマをすってやっていける人もいますが、心にもないお世辞を言ってもだいたいの場合はバレるものです。そうなるとかえって不快感を与えかねません。今回は特に上司に対して、どんな接し方をすればうまくいくのかを考えていきたいと思います。
業務時間中はタイミングが命
まず仕事中。会社には仕事をしに来ているわけですから、業務時間中はとにかく真面目に仕事をしましょう。とはいえ、一日中机にかじりついていろというわけではありません。上司も人間ですし、その上にさらに上司がいることが多いでしょうから、有能な部下には目をかけたくなるものです。となると、まずやるべきことは報連相。仕事の大前提とも言える「報告」「連絡」「相談」ですね。
ただし、するタイミングには気をつけなくてはいけません。上司が忙しいとき、機嫌の悪そうなときに話を持ちかけてもイラつかせてしまいます。オススメは上司の声色をよく聞くこと。表情に出なくても、声に感情が出る人は結構多いものです。低くなる人もいれば、高くなる人もいますのでよく観察しましょう。
上司が無口で顔にも出ない人の場合はなかなか難関ですが、デスクの上をよく見てみましょう。パソコンの画面が見えれば、そっと覗いてみるのもいいですね。できれば上書き保存をした直後がいいと思います。保存する＝きりが良い、もしくはそこまでの作業は保存しておかないと困るということですから、作業を中断するタイミングとして適しています。
逆に、明らかにメールや書類を作っている最中は声をかけないでおきましょう。これはタイピング音などでもわかりますね。
会社の飲み会、さてどうする？
職場によっては取引先との付き合いや社内で飲み会に行くこともあると思います。ここも頭を悩ませるところですね。「無礼講だ！」と言われたとしてもなかなかリラックスできないものです。
筆者も以前、失敗続きだったときに飲み会に出席しなくてはいけなくなり、緊張のあまりひどい酔い方をしたことがあります。お酒には割と強いほうなのですが、精神状態が影響するんだなというのを身をもって体験した苦い思い出になりました。
それはさておき、飲み会では上司とどう会話すれば良いのでしょうか。カギは「お酒が好きな人かどうか」です。好きなタイプなら、ビールをこまめに注いだり、お酒や飲み屋さんの話を振ると会話が続きやすいでしょう。嫌いもしくは飲めないタイプなら、悪酔いしていないか気を使ったり、おいしいと思った料理を勧めてみてはいかがでしょうか。
上司自身がイヤイヤ参加していることもありえますので、少しでも楽しい気分になるような方向へ持って行きたいものです。飲み会では座る位置も近くなりますから、いつも以上に気を配りましょう。
例えば、上司が嫌煙家であなたが喫煙者の場合は、間違っても突然タバコを吸いだしてはいけません。職場の雰囲気によっては、喫煙者と非喫煙者で別れて座ることもありますね。
個人的には、自分から言っても構わないと思います。嫌煙家の方はタバコの害はもちろん、マナーの悪い喫煙者を嫌っている場合がとても多いのです。非喫煙者にも気を使える、エチケットを守った喫煙者なら嫌な顔をされることは少なくなりますよ。「細かいところまで気を使えるヤツだな」というように、ちょっと見直してもらえるかもしれません。これは飲み会だけでなく、さまざまなところで気をつけたいですね。
個人的に誘われたらチャンス！
また、個人的に食事やお酒に誘われることもあるでしょう。だいたいの場合上司がおごってくれるでしょうから、きちんと「いただきます」「ごちそうさまでした」を言うのは基本中の基本です。
飲食中も「これおいしいですね」「このお店の雰囲気好きです」などなど、お店や料理について褒めることを忘れずに。嘘だとバレますので、本当にそうだと思ったことを言いましょう。口に出すのと出さないのでは大きく違います。何だかデートのようですが、相手を喜ばせたほうがうまくいくというのは同じですよね。
いつもよりちょっと深い話もするかもしれません。そうなったら上司はもうあなたの味方と思ってもいいでしょう。どうでもいい・嫌いな部下とわざわざ仕事以外で出かけるなんて人はいないでしょうからね。
そして帰った後は、無事家に着いたことと誘ってくれたお礼のメールを打っておきましょう。既に寝てしまっているかもしれませんので、電話よりメールのほうが無難です。朝になってから見ることもできますしね。「あんなお店を見つけられるようになりたいです」「あの店の接客を見習って頑張りたいと思います」というような、今後に繋がるフレーズを入れるとなおいいですね。
