転職の面接では、どんな理由でも遅刻は許されない!
社会人になれば、時間厳守の大切さはいやというほど分かっていると思います。どんなに注意をしていても、思わぬアクシデントに巻き込まれてしまい、時間を守れない場合もあるでしょう。しかし、その対応が命取りになることもあるんですよ。
社会人なのだから、遅刻厳禁は知ってますよね?
就職活動中の学生とは違い、社会人になってからは社会から求められているものが違います。転職活動をしていれば、それは自ずと分かっていると思います。就職活動中なら、多少のことなら、学生だからと大目に見てもらったこともあると思います。しかし、社会人なら違います。
筆者が勤めていた会社で、転職者の方の受付をたまたましたことがありました。人事担当者の方からは「14時に1名、面接の方がくるから、対応お願いします」と、それだけ言われていました。その時間は筆者も席を外さないよう、仕事をしながら時間を気にかけていました。
13時55分…
まだ来る気配はありません。
14時…
まだ来ません。そして、遅れるとの連絡も入ってきません。
14時5分…
どうしたのだろう、今日は来ないのかな?そんなことを考えながら仕事をしていました。
14時10分…
何か事故にでもあったのだろうか。電車が遅れてるとの情報もないし。
14時15分…
ようやくいらっしゃいました。そのときおっしゃったのが「大変遅くなって申し訳ございません。乗り換えに迷ってしまいまして」とのことでした。
仮にも、社会に出て働いている方ですよね。会社の連絡先くらい、ホームページで調べれば載ってますよね。どうして、遅れるの一言を連絡できなかったのでしょうか。初めて行くところは、時間に余裕を持たせて向かうということを、知らないのでしょうか。
面接は、あなただけの時間ではありません。面接をしてくれる方にも仕事があります。その後に、重要なお客様との約束があるかもしれません。自分が面接の時間に遅れたら、どれだけの人に迷惑がかかるか考えたのでしょうか。
たった15分の遅刻かもしれません。学生のころなら、笑ってごめんで許されたかもしれません。しかし、ビジネスの場は違います。1分の遅刻でも、遅刻は遅刻です。約束を守れなった。そう評価されても仕方のないことです。今は携帯電話という便利なツールもあるのに、どうしてそれを活用できなかったのでしょうか。
やむを得ず遅れることはあると思います。そのときに、何も連絡をせずついてから謝るのか、予め遅れる一報を入れておいてついてから謝るのかとでは、印象が全然違います。待っている身になれば、どちらがスマートかわかりますよね。最低限、社会人としてのマナーを守って転職活動を進めましょう。