• RSS

もう失敗しない!新しい派遣先選びで見落としがちなチェック項目

派遣社員をしている人は一度は経験したことがあるであろう、勤務先選びの失敗。自分での転職に比べ、派遣会社が次のお仕事先を見つけて来てくれるため、自分は選ぶだけだから、楽だと思っていませんか?じつは、自分で探さないために多くの人が見落としてしまいがちなチェック項目があるのです。新しい会社の面接時など、自分でチェックしてみてみませんか?

派遣会社がもってくる情報はただの条件であるということ

派遣会社があなたに提示してくれるのは、ただの就労条件です。端的にあたらわすならば、時間・場所・金の3つでしょうか。もちろん働くためにはもっとも重要な条件になりますので、まずはここをクリアしている事は重要なことになります。

しかしこの3点が自分の条件をピッタリ合致してるからといって、就労をOKするというのは、ちょっと危険が大きいです。条件がいいだけで会社に入ってはたして長く続くものなのでしょうか?

実際働いてみると職内容よりも、環境ストレスのほうが大きいということ

実際に働き始めても、仕事をすぐにやめたいと言いだす人の多くは、上記の3条件とは異なる理由を挙げる人が多いです。たとえば、人間関係、会社の雰囲気、通勤の苦痛、職場環境が悪い等、条件だけでは見えてこなかった心労になる部分を挙げる人が大半です。

仕事というのは、業務内容を重視されがちですが、実際は「働きやすさ」が快適に業務をこなせるかどうかの重要な要素になります。この点を見落として、新規就労先を決めてしまうと、思ってたのと違った。という事になります。

就業を決める前にチェックしておきたい環境ストレスのチェック項目

「働きやすさ」を事前に確認するために、派遣会社の人が持ってくる就労条件を吟味して、面接に行こう!とおもう派遣先を決めた後、自分でできる環境ストレスチェックをしてみる事をお勧めします。

・通勤環境

通勤時間だけでなく、今迄に行った事のある駅か、乗り換え環境はどうか、電車の混み具合は適性か。車通勤の場合は道路環境や駐車問題の確認などです。時間だけでは分からない環境のストレスがあるかもしれません。

・人間関係

面接に行った時、面接をしてくれる人は、実は業務をするうえではあまりかかわりあいのない上司という事もしばしばあります。配属先を決めるだけの人だったり、面接担当だったり…。実際に大切になるのは、あなたが配属される部署、直属の上司などを見せてもらうことです。見学に行ったときに、誰も私語を話していない重苦しい部署かもしれないし、上司があからさまに合わないタイプかも知れません。

面接時に、職場環境を拝見したいのですがよろしいでしょうか?というように、チャンスを自分で作りましょう。こうした意見も断られるようでは快適な人間関係が築けるとは思えないですね。

・職場の衛生環境

配属先の机の周りが劣悪な環境だったら、とても業務に集中できないですよね?こういった衛生環境も「働きやすさ」に大きな影響をもたらすと考えられます。ある程度の衛生環境は確保する必要があるでしょう。面接時には、自分が座るであろう席を見せてもらう事をお勧めします。

それと、もうひとつ重要なのがトイレです。トイレは息抜きの場になったり、一人になる時間を確保できたりと実は精神を整える場所として利用している人が多いのです。トイレ環境が自分にとってタダの排泄する場所にしかならないような環境では、おおきな環境ストレスになると思ってよいでしょう。

・立地条件

勤務先の周りにはなにがあるのか、調べておくのもよいでしょう。たとえば、お昼休憩に行けるところはなにがあるか、どんなお店がそろっているのか、会社の帰りに寄っていける場所で自分のライフスタイルにあった物はあるか、などです。毎日通う場所ですから、息抜きをしたり、買い物をしたり、自分のライフスタイルに合った場所を選ぶことで、多少の仕事の我慢はできるようになるものです。

いかがですか?とりあえず上記の4つのチェック項目を利用することで、あなたが少しでも快適な職場に出会える事を願っています。