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退職してから転職までのブランク期間、あなたはならどう話す?

転職するときに、すぐに次の転職先が見つかっている人とそうでない人がいますよね。やむをえない場合でも、ちょっと働く事を休みたい・・・そう思って退職した場合などでも、次に復職するときに、「ブランクの期間」をどう説明するか、悩む人も多いのではないでしょうか。

履歴書的には、一身上の都合、で良いと思いますが、面接時などで聞かれた時に説明がうまくいかないと、意外と復職の際おおきなハードルとなってあなたの前に立ちはだかるかもしれません。そこで、転職するときに使える、ブランク期間の「答え方」をいくつかご紹介してみようと思います。

家族に付随する理由の場合

たとえば、既婚者であれば、夫の転勤や、転職も立派な理由になります。家族を支えるために自分が離職していたと言う事ですね。もちろん子育てなどもこれに該当します。

独身者であれば、実家が自営業などの場合、家業の手伝いなどで、一時退職とすることもできます。そのほか、親の介護補助のためとか、兄弟の仕事や家庭の手伝いでやむなく。という理由でもよいと考えられます。

こうした場合にはブランク期間にただ、過ごしていたのではないと言う事を伝えるようにするとよいと思います。転勤についていった場合は新たな土地での生活でこれまでに無い発見があったとか、違う視点から経済を見られるようになったなど、前向き内容はいくらでも考えられます。

介護補助など、時間を取られる場合なども、介護の勉強になったとか、開いてる時間に会社勤務しているときには手に取らないような本を読んだり知識を蓄える事が出来た。など、「不可抗力で時間を取られてしまっても、○○をする事が出来た」という答え方にすると印象が良いかと思います。

スキルアップのための期間

とりあえず休養のために退職した場合でも、スキルアップを図っていたと答える事が出来ると思います。もちろん本当にスキルアップのために資格をとるための勉強期間を取ったと言う人もいるかもしれません。

もし資格を取るためならば、資格を取れればそれを書けばよいですし、もしも失敗してやはり、復職しようとおもったのならば、合格はできませんでしたが、勉強したことは無くならないですし、良い経験になった事など、前向きな意見だけを述べればよいと思います。

資格勉強などでなければ、お店巡りをしていたとか、個人的にデータを集めていたなど、時間をかけなければならない事をしたかったとか、その実績のようなものを持参しても良いかもしれません(公にしても良いとおもうレベルならですが・・・)この場合は、離職して、時間をかける事によって「自分がどのように成長したのか、その経験が会社での仕事でどのように生かせるのか」を話すとよいと思います。

病気・ケガの場合

本人の健康問題の場合で、もうすでに回復し仕事に復帰してもなにも問題ない場合は、とにかく、これから先同じ事が起こることはないと言う事を告げるとよいと思います。特に怪我などの場合は完治しているのであればあまり問題にならないかもしれません。

ただし、重い持病や再発するような病気の場合は、うその報告をしても、すぐに分かってしまったり、自分自身もその嘘により苦しい思いをする羽目になるので避けた方がよいでしょう。

また、精神的な疾患の場合も同じです。完治して治っている場合は、ハッキリ大丈夫だということが、自分への自信になるかもしれません。

いっぽうで治療中だったり、まだ不安が残る場合は正直に打ち明けても良いと思います。精神疾患については就職先に寄っても個別に対応が異なる場合もあるので、入念な下調べが必要となるでしょう。

異業種への転職が希望だった場合

現在の仕事は180度変わった職業に就きたいという場合に、ブランク期間が大きく開いてしまう場合があります。もちろん違う畑ではたらくのですから、容易なことではありません。

この場合は、転職するに向けて、なぜこの業界を選んだのか、そのために自分がした努力とは一体何か、ブランクの期間に出来た転職したい業界のためのスキル磨きなど、前職を嫌で辞めたのではなく、どうしてもこの仕事がしたい!という情熱系で答えるとよいと思います。飽きっぽい性格なのかなとか、またすぐにやめられるのではないか、といった不安をうちけすことが先決となるからです。

最後に、すべての場合で大切なのは、「ブランク期間も社会感覚は失っておらず、常に復帰へと意識を向けていた」事を強くアピールする事だと思います。人生には様々な事が起こります。

人事の人ですら、同じ社会人ですから、過去の事よりも、今この仕事を希望していて、これから会社のために精一杯働きたいのだと言う前向きな気持ちをアピールする事が最も高評価になると言う事をわすれないでください。