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迷っている今こそ!転職したいなら、自分の商品価値を見極めよう!

転職希望のみなさまなら、次の会社をどうしようかいろいろ迷われていると思います。興味がある業界の動向を探ったり、惹かれた会社の仕事内容をみたり…何かしらの行動を移していると思います。

スキルアップを狙って資格を取っている方はいませんか?今の会社での地位が、そのまま社会に通用すると思っていませんか?自分の希望する会社や業界で、あなたが持っている知識や技術を活かせなければ、どんなに立派な資格をもっていても何の役にも立ちません。

また、いくら今の会社で役職が上であったとしても、これから成長を望める若者とあなただとどちらが欲しい人材かくらい、少し考えればわかりますよね。

今の会社での実力は世の中に通用しますか?

筆者が転職をしようと思ったとき、前の会社ではそれなりにいろいろな仕事を経験してきたし、重大なミスなども起こさなかったので、社会でも立派に通用する人材だと思っていました。

会社内での評価もそれなりに高かったですし、お客様からの信頼もありました。他の部署の方からも、筆者に任せれば安心と言われていたので、少しうぬぼれていた部分もあったかもしれません。

それでも、筆者はどこに行っても通用する人材だと思っていました。自分の実力を疑ってはいませんでした。しかし…

転職活動をし始めてからしばらくして、転職に必要な知識もスキルもないことに気が付きました。資格を持っているといっても、世間一般的に誰もが知っているようなパソコンの資格や語学のスキルをもっていたわけではありませんでした。

どちらかというと、その業界の特定の人しかしらないような資格しかもっていなかったので、筆者の実力を知ってもらうにはあまり参考にならない資格ばかりでした。

また、これまでやってきた仕事の成果を数値化もできませんでした。営業マンであれば、●カ月で前年度比●%アップさせたとか、目に見える成果を数値化できたのかもしれません。

ただ、筆者がやっていた仕事は数値化には向いていなかったので、今まで作ってきた作品を見せるしかありませんでした。最後の望みの作品も、個人情報が含まれているものだったので、社外に持ち出すことができませんでした。

そんな風に転職に必要な知識やスキルを探していくと、自分には世の中のどんな人でも評価できるような知識やスキルを身につけていないことに気づいたのです。

自分を客観視しましょう

今、多くの企業が欲しがる人材といえば、とにかく即戦力になる人物です。そのためには、今までどんなことを経験してきたのかが学生以上に明確に数値化されていないと、採用担当者も評価をしかねます。

語学の資格で、例えばフランス語を勉強していたとしても、希望する会社が英語を話せる人が欲しいと思っていたら意味がありません。

自分が将来どうなっていたいのか

10年後どんな仕事をしていたいのか

その延長線上に今があるのです。今の興味本位だけで、この業界に入ろうなどと決めたとしても、あなたの人生設計の道から外れるような仕事だとしたら意味がありません。自分に何ができて、将来どうなっていきたいからこの会社を希望するのかもう一度しっかり考えましょう。

時には自分を客観視して、誰が見ても本当に社会に通用する人材だと思えるくらいのスキルを身につけましょう。