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自分の適性は他人が決める?!やりたい事と向いてる仕事の違い

こんな仕事したくなかった!という人多いですよね。私には向いてない仕事だったとか、これならできるとか・・・一度は耳にした事ありませんか?本人が向いてないと思った仕事も、周りから見るとあの人には向いていると言われたり、自分はできると思っていても、周りから見たら適性がない事って実は意外とあるんじゃないかと思います。

自分の適性を上司などに指摘された時、「ホントは全然違うのに。ほんと分かってないよ。」って言ってしまうのは簡単ですが、ちょっと待ってください。分かってないのは自分自身かもしれません。

適性とは一体何か

そもそも適性とは一体何でしょうか。自分には向いてないとかやりたくない仕事だったとか、そういうニュアンスで意見を言う人のほとんどは、向いてない=つまらない、つらい、やりたくない。こういう感じじゃないでしょうか。

適性とは、楽しんでできる仕事を指すのではありません。適性があるというのは、他人よりも、その仕事に能力的に向いている、良い仕事ができるといった意味で捉えてみてください。そうなると、「この仕事向いていますね」と言われるということは、あなたが他人から評価されていると言う事なのです。人よりも優れていますね、と言われているようなものなのです。もし、自分が嫌だなぁと思っている仕事で、人から適性があると言われているのだとしたら、イヤイヤやっているのに、その仕事が評価されていると言う事です。

得意な分野で頑張る方が効率的

あなた自身が向いていると思った職業で、思った通りの収入がある。これは一番理想ですよね。でも、世の中はそんなに甘くはありません。今の仕事でそれなりの収入があるならば、好きな仕事をしたいためにリスクを負う人は少ないと思います。

今の仕事が自分では好きになれなくても、人から向いているね、と言われるのならば、評価されている仕事に就いていると言う事だと思いませんか。

だとしたら、なぜ人は自分にこの仕事が向いていると言うのだろうと、少し考えてみてください。もしかしたら今の仕事を好きになれる糸口が隠されているかも知れません。すぐに転職したり、会社を辞めたりしないのならば、人から評価されている仕事を自分自身も好きになれば、得意な分野で自分の適性が発揮できてとても効率がよい仕事になると思います。

決めつけないで、他人の意見もひとまず信じてみる

自分やがりたいことを探す、というのは、多くの人がやってみた事だとおもいます。

しかし人から言われたことを素直に信用するというのはとても難しいですよね。でも他人の方が自分のことをよく分かっているということもあると思います。

自分が見えてない部分を他人が指摘してくれているのだとしたら、一度「そうかもしれない」とおもって自分では見えない自分を探してみてください。仕事での適性判断というのは、多くの場合会社や、上司が判断する事が多いです。自分の思っている自分の適性ばかり気にしていると仕事はつまらないものになるでしょう。人が下した自分の評価を、ひとまず信用して、好きになってみる努力をしてみれば新しい自分の適性を発見できるかもしれません。

すべての人が成功するわけではないと思いますが、試してみる価値はあるのではないでしょうか。