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いったい何から始めたらいいの?初めての就職活動基本の「き」

まずは就活サイトへ登録を

「就活しなくちゃいけないってわかってるけど、何から始めたらいいのかわからない……」という学生の方は、意外と多いのではないでしょうか。

周りが内定をもらい始めてから焦るようだと、あまりいい就職はできません。

早めに就活を始め、ゆっくりと勤め先を選びましょう。

お勧めなのは、就活サイトに登録すること。

その理由はリンクをたどっていくだけでたくさん求人を見られることと、求人の比較がしやすいからです。

紙媒体だとなかなかそうはいきません。

また、できるだけ規模の大きいサイトの方が、掲載求人数も多く選択肢が広くなります。

医療系など、専門分野がある人はその分野のサイトに登録しましょう。

専門分野ならではの注意点などがサイトに載っているので、現場の雰囲気や専門用語などを予め調べながら活動できます。

これは将来転職するときも同じです。

学校の就職センターだけ、あるいはハローワークだけを頼りにするのは正直、お勧めできません。

卒業生が毎年就職している会社を紹介しているとか、安心できる要素があればいいのですが……。

なぜかというと、こういった公共施設は求人掲載にお金がかからないことが多いので、あまり大きな会社や福利厚生がしっかりしている会社がないのです。

もちろん、大きい会社=良い勤め先ではありませんが、福利厚生や手当、女性なら産休がしっかり取れるかなどはとても重要です。

求人の選び方

次に、一番メインになる求人の選び方についてのポイントをお話します。

おそらく誰もがお給料と勤務地の欄を重視することでしょう。

しかし、場合によってはその他の点が重要になることもあります。

昇給・手当・休日・福利厚生などです。

どれを重視するかは人によって変わってきますが、順に見ていきましょう。

まず昇給。どのくらいの期間でお給料が増えていくか、ということです。

年1回の会社が多いですが、多いところでは四半期に1回というところもあります。

こまめに昇給することで、社員の意欲を引き出そうという狙いかもしれません。

手当とは、通勤や食事など仕事をするための費用や、特定の資格を持っていると追加で払われるお金のことです。

通勤手当、食事手当、資格手当などと呼ばれます。

残業代に対して超過勤務手当という呼び方をしているところもあります。

休日はその名の通りお休みの日です。

週休2日制と書いてあっても、全ての会社が土日休めるとは限りません。また、祝日は仕事という会社もあります。よく見て応募しましょう。

有給休暇はほとんどのところでありますが、夏休み、年末年始にお休みがもらえることになっているかをチェックしましょう。

リフレッシュ休暇など、その他にお休みをもらえる制度があればなおいいですね。

福利厚生は、退職金や家族旅行費用など、より社員が安心して働けるように会社が支援するお金・制度のことです。

交通費をここに含めていることもあります。手当てのところに書かれていなければ、福利厚生の欄を見てみてください。

新卒が最大のチャンス

新卒のときは、自分を高く売り込む最大のチャンスです。

安易に「最初に内定をもらったから、ここに決めよう!」と考えずに、じっくり勤め先を選びましょう。