会議の意見は最後まではっきり伝えると、自信があるように見えます
会議やミーティングでは、あなたは発言できていますか?
それとも何も言わずに時間だけが過ぎていますか。
あなたが報告をする立場でも同じです。
会議では、ただ報告すればいいだけではありません。
意見はしっかり伝えないと、意見がない人として扱われます。
自信がないのはわかります。
恥ずかしいのもわかります。
しかし、会社で評価を受けるには、意見を言えるようにならないとあなたという人間が分からないままなのです。
会議は聞いているだけが楽ですよね
筆者も会議やミーティング・打ち合わせと呼ばれるものは大嫌いでした。
できれば参加したくない。
そして、やむなく参加しても、できれば端っこの方でおとなしくしていたい。
そんな社員でした。
筆者が勤めていた会社では、毎月2回、全社員が集まる全体会議がありました。
そのときは何も発言をしなくても、ただ聞いているだけでよかったのですごく楽でした。
しかし、毎月1回部署内で行う会議では、何かしらの意見を求められるので、それがすごく苦痛でした。
事前に資料は読みますが、なにを発言していいのかなんてわかりません。
質問を考えようと思っても、変なことを言ってしまわないか、みんなにバカにされたらどうしよう、そういう心配の方が先にきてしまいました。
だんだんとその会議に出席するのがイヤになり、どうにかして欠席できないか考えたこともありました。
毎回、毎回、有給で会議がある日だけ休むわけにもいかず。
肝心の会議でも、「それでいいと思います」くらいの意見しか言えなくなっていました。
そして、自分の意見に自信がないので、どうしても語尾は小さく、もそもそ言っているように聞こえてしまったのです。
それではますます自信がないように聞こえてしまいますよね。
その会議で変なことを言ったからって、みんなにバカだと思われたからって何を失うのでしょうか。
自信なさげに小さい声で話すことで、何かメリットはあるのでしょうか。
経験してきた筆者だから分かるのです。
もそもそ自信なさげに話したからって何も得はないと。むしろ、それで自信がない人だと評価されてしまうと。
自信がないのはみんな同じです
誰だって会議で人が集まっているときに、堂々と意見を言うなんてなかなかできないと思います。
ましてや、そういうことに慣れてなければ尚更です。
しかし、どんなに自信がない意見でも、語尾まではっきりと伝えることでまるで自信があるかのように聞こえるのです。
間違っていることを言っていたとしても、人は堂々としている意見の方がいいと思いがちです。
あなたにもそういう経験はないですか。
はっきりと最後まで言い切られた方が、正しいような気がしませんか。
みんな一緒です。
緊張してしまう気持ちも分かります。
そういうときは、一息ついてから発言するようにしましょう。
そして、周りの人のおでこや鼻など、直接目を見ないようにすればいくらか緊張も和らぐと思います。
一度はっきりとした意見を言ってしまえば、あとは大丈夫です。
あなたは、もっと自信を持って大丈夫です。
意見のない人から、はっきり意見を言える人へと変わっていきましょう。