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メモとった?仕事で同じミスが許されない理由とその対策

仕事の指示を受けるとき、あなたはどんな姿勢で臨みますか?

しっかりとメモを取りながら聞いていますか?

それとも、ただ話を聞いているだけですか?

友達なら、同じミスをしても笑って許してくれるでしょう。

しかし、仕事は違います。

同じミスをしたら、もう次はありません。

何度もチャンスがあると思ったら、大間違いなのです。

それを覚えておかないと、仕事に対していいかげんなやつだと思われてしまいます。

記憶は当てになりません

筆者が新入社員として入社したばかりのころは、メモをとるなんて習慣は全くありませんでした。

そもそも、メモを取るなんてこと、想像もしていなかったのです。

だから上司から仕事の依頼を受けたとき、ただ指示の内容を聞いているだけでした。

言われたその場では、まだ内容を覚えているので聞いているだけでも問題には感じませんでした。

しかし、数日経ってから上司にその仕事について確認されたとき、上司が思っていたことと少し違う結果になっていました。

そのとき上司から

「●●って言わなかったっけ?」

と、聞かれました。そのときに、しまった!メモをとっておけばよかった!と反省したことがありました。

メモをとっていなかったばかりに、上司が言ったけど筆者が勘違いしていたのか、それとも指示を受けていなかったのかわからなくなってしまったのです。

まだ新人だったので、上司も寛容に

「次からはメモをとってね」

と、優しくアドバイスしていただきました。

そんな経験があったからこそ、後々から言った、言わない、の口論を避けるためにも必ずメモは取るようにしました。

後日、あのときなんて指示受けたっけ?と疑問に思ったときでも、メモがあれば安心して仕事に取り組めたのです。

習慣にしてしまえばいいのです

今までメモを取る習慣がなかったとしても、これから仕事をするときはメモを取るように習慣づけすればいいのです。

メモを取ることなんて、そんなに難しいことではありません。

それよりも、メモを取らずに進めた結果、指示とは違う結果になってしまう方が問題です。

特に、指示の中に数字が出てくると、後から思い返したときに分からなくなってしまうものです。

もし、「Aの資料を7部、Bの資料を4部、Cの資料を9部コピーして、AとBは3部ずつ、Cは1部●●さんに渡して」と、指示を受けたとします。

この指示、一度言われただけで覚えられますか?

コピーを取って渡すだけですが、もっと大きな仕事だったらどうでしょう?

指示通りの結果をだせると自信がありますか?

コピーミスであれば、そこまで怒られることはないでしょう。一度や二度くらいなら…

しかし、お客様に渡す大切な資料であれば、一度コピーミスをしたら、二度目は許されません。

会社では、同じミスは決して許されないのです。

注意をする身になって考えてみましょう。

同じことを何度も、何度も注意したいですか?

一回で覚えられるように努力してほしいですよね?

頭だけしか使っちゃいけないなんて、誰も言ってません。

メモを取っていいんです。ぜひこれからは、メモを取る習慣を身につけて、同じミスを繰り返さないようにしましょう。