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フリーランスになって初めてわかった、会社名の持つ圧倒的な力とは

営業でお客様のところを回っていれば、断られることも一度や二度ではないと思います。特に、新規開拓をしないといけないと一日に何十件も訪問したりして…

それでもなんとか仕事を受注したとき、今までの努力が認められたような気がすると思います。本当にそれがあなたの実力なら、もっと嬉しいですよね?

会社名の存在がどれだけ強いか

筆者がまだ会社員だったころ、多くのお客様と仕事をしていました。先輩社員から仕事を引き継ぐときも、新人だろうが関係なく任せてくれるので、自分にも実力があると思っていました。

お客様からも、筆者にお願いしたいと言われると、仕事ぶりを認めてもらえたと思い、すごく嬉しかったのを覚えています。しかし、その時に気付くべきでした…

「○○会社」という会社名がなければ、そんな簡単に信用されなかったと、いうことを。

その後、フリーランスとして働くようになり、自分の実力を思い知らされました。私個人の名前では、まだまだ社会的地位が低かったのです。

その時になって初めて、会社という存在に守られて仕事をしていたのだと気づきました。大きな会社になれば、その会社名だけで信用があります。

小さな会社でも、コツコツと実績をあげていればそれだけで信用度は高くなります。会社で働いていたら気づけなかったことを、今は気づくことができました。だからぜひ、会社で働いているうちに身につけて欲しいことがあるのです。

会社員だろうが意識だけでも経営者で

会社で働いていれば色々な部署があり、税金やお給料に関わることなら総務や経理が、研修や教育に関することなら人事が…と、自分が分からなくてもそれを仕事にしている人が同じ会社にいるはずです。

そういった経理や人事の仕事は、自分とは関係ないと思っていませんか?

給料明細をみて、どれだけ税金で引かれているか知っていますか。研修費に毎年いくらかかっているか分かりますか。そのうえで、いくら利益がでているのか…

考えたことがあるでしょうか。お給料が安い、ボーナスがでないと嘆く前に、会社のお金の動きを知ることが大切です。経費に無駄があると感じるようなら、ミスコピーを減らしましょう。

いつまでもダラダラと残業をしているのではなく、就業時間内で終わらせる工夫をしましょう。そういった一人一人の社員の意識と心がけ次第で、結果は変わってくるはずです。

会社はチームです。一人で働いているわけではありません。たった一人、これくらいはいいだろうと思ってしたことが、全員思っていたらとんでもない数になります。ぜひ明日から、意識改革を始めませんか?