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こんな時代だからこそ、「好き」で仕事を選ぶコツ

「本が好き」 「食べるのが好き」

そんな筆者がこうしてこの記事を書くのも、何かの「縁」なのかもしれない

売り手市場と言われた就職活動

筆者が就職活動を本格的に始めたのは大学3年生のころ。「本が好き」 「物づくりに関わりたい」そんな思いから出版・広告・印刷会社を中心に活動し、縁あってとある印刷会社に就職しました。

配属先は編集業務。これで「本づくりに携われる!」と期待に胸を膨らませていました。実際に印刷・製本まで終わった見本をもらうと、毎回わが子のように愛おしく感じておりました。

そんな筆者にも転機が

入社3年目…。世間で話題の離職率が多くなる年。筆者自身も「このままこの仕事を続けていいのだろうか?」 「このままこの会社にいても成長はないのではないのか?」そういった思いが日に日に大きくなってきました。

でもだからといって何かやりたいことがあるわけでもなく…。悶々とした日々を過ごしておりました。とりあえず登録だけした転職サイトでもう一度やり直しました!就職活動の時に何度もやった自己診断です!

一番何をしているときが楽しくて、何なら時間を忘れて夢中になれるのか?過去まで遡りましたよ!小学生まで!

そしたらなんと意外にも、昔から「食」に興味があったことが発覚!(実は忘れてたけど、お手伝いしたり料理番組をみるのが好きだったなぁと)

これだ!と思った筆者はそれから「食」に携われる仕事は何があるのかいろいろ調べ始めました。そして出会いがあったのです。

フードコーディネーターという仕事

たまたま図書館で見つけた飲食に関する仕事の本。そこでフードコーディネーターという仕事があることを初めて知り、さっそくインターネットで検索。いくつかある養成学校の中から、仕事をしながらでも通いやすそうな学校を見つけ応募しました。(実は、図書館で見つけた本に載っていた人がここの学校出身だったから…っていう理由が一番ですが)

そして、フードアナリストになる!という目標を掲げ、無事に資格を取得しました。

あとは一歩踏み出すのみ

資格を取ったはいいものの、どうすればフードアナリストとして活動できるのかは全く分からず…。ブログでおいしかったお店や料理を紹介しておりました。

そんな時に、ふとしたきっかけでレシピ本づくりのお手伝いの声がかかりました。願ってもないチャンスです!予てから好きだった本づくりと食を結びつけたお仕事!

気が付いたら寝る間も惜しんで無我夢中で携わっておりました。「好き」だからこそ時間も忘れて没頭できる。「好き」だからこそ努力ができる。

仕事を続けようか迷った時は自分を見つめなおすいい機会だと思います。ぜひこの機会に、もう一度あのころ夢中になってやっていた「こと」を思い出してみませんか?