仕事上のミスが起きた時に、まず最初に考えるべきこととは?
仕事上のミスってどんなに避けようとしても避けられずに、誰だって経験したことがあると思います。完璧なロボットではないのですから、ミスをすることもあるでしょう。どんなに注意をしてもミスをしてしまうこともあります。(注:ミスをしていいとは言ってません)
そのミスを少しでも減らせるよう、問題点や改善点を探していくものですよね。実際にミスが起きてしまったとき、あなたはどんな対応をしていますか。誰が原因のミスかはわかりませんが、お客様がお怒りです。こんなとき、あなたならどうするのでしょうか。
怒っているお客様の気持ちを考えたことがありますか
筆者もミスをしたことはあります。まだ会社員だったころ、どんなに気を付けて仕事をしていても、どんなに細心の注意を払っていても、そのミスは起こりました。
また、誰かのミスを大事になる前に発見したこともあります。そう、ミスは誰にでも起きるものだし、誰にでも発見して未然に防ぐことだってできるのです。
では、あなたはどうでしょうか。誰かのミスを発見したとき、どのように対応していますか。そのミスが発生した原因を突き止めようとして、誰によるものか必死で探していませんか。
自分の責任にされるのがイヤで、誰かのせいにして安心していませんか。今、求められているのは、誰が原因かを探り当てることでしょうか。それよりも、そのミスをどう挽回するかの方が取り組むべきことではないでしょうか。
お客様からお怒りの連絡を受けたとき、社内の●●がうっかりしていて、ミスをしました、なんてこと告げ口してないですよね。もしくは、社内体制の不備に対して、不満を漏らしていませんよね。
お客様に伝えないといけない順番は、まず謝罪し、そのミスに対してどう対応するか、今後同じことが起きないよう、どう改善していくかではないでしょうか。お客様にとってみたら、あなたの会社の誰の責任とか、社内整備の不備とか関係ないのですから。
ミスの原因を探るのはそのミスを挽回した後でも十分間に合います。どうすれば、一番お客様に迷惑をかけずに済むかそれを一番に考えましょう。
誰かに責任を押し付ければ楽ですよね
起こったミスを誰かのせいにするのは、確かに楽です。自分には関係ないと思ってしまえば、これほど楽なことはないでしょう。しかし、あなたにだってミスを未然に防ぐことはできたのです。それに気づかなかったということは、あなたにも責任はあります。
自分には全く責任がない
そう思っていたとしても、ミスはあなたの担当のお客様からいただいた仕事で起こったのです。本当にあなたにはミスを未然に防ぐ余地はなかったのでしょうか。なにかしらの対策はとれたはずです。
また、同じ会社で働く仲間の誰かに、ミスを押し付けたところで、あなたにメリットはありますか。それよりも、どうすれば解決できるか、今後同じことが起きないようにするにはどうすればいいのかを考え、同じミスでお客様に迷惑をかけないよう気をつけましょう。