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履歴書に貼る写真に手を抜くと知らないところで損をすることがある

派遣登録やパートに応募する際の履歴書の写真に手を抜く人がかなり多く見られます。これ、実は知らないところで損をしているケースがあるのをご存知ですか?

応募者が多ければ多いほど応募書類に不備があれば、それだけで不採用にすることがあります。そして、写真もその要因になることが多いものの一つに挙げられます。

写真で判断されるといっても顔の美醜で判断しているわけではありません。写真から受ける印象がだらしないもの、マナーに欠けていると判断されるものが落とされてしまうのです。

こんな応募書類は見た瞬間にガッカリしてしまう

派遣登録やパートの応募では「世の中なめてるのか?」と聞きたくなるような応募書類がたくさん見受けられます。

  • 履歴書がぐしゃぐしゃで明らかに使いまわしていることがバレバレのもの。
  • 写真貼付と書かれているにも関わらず平気で写真なしのまま応募してくるもの。
  • すべての欄を記入せず、空欄だらけで応募してくるもの。

どれもみな、見た瞬間に「不採用」と印を押したくなる履歴書ばかりです。上記のような応募書類はスタート時点で問題外ですが、もう一つ残念なタイプの履歴書があります。それは、きちんとした写真を使っていない履歴書です。

せっかく応募書類そのものは過不足なく記入できているというのに、写真だけがやたらとお粗末…。こういう履歴書を提出すると、最終決定の段階で迷った時に落とされる原因になります。これ、本当に残念なのでやめましょう。

写真をケチって不採用では本末転倒もいいところ

派遣の登録用やパート勤務への応募の場合、どうも写真の費用をケチる傾向が見られます。以下のような写真は手抜きとしか思えません。

  • 別の履歴書に貼ってあったものをはがして再利用しているのがバレバレ。
  • スナップ写真を切り抜いてある。
  • だらしない服装や髪型で写っている。
  • かなり前に撮影したものの余りとしか思えない、現在の姿とかけ離れた写真。

写真スタジオで履歴書用の写真を撮影すれば一番間違いがありません。とは言え、費用のことや時間的な都合など、なかなかそうもいかない場合もあるのでしょう。

しかし、仕事を探しているということは暇つぶしでない限り、人生において大事な局面ではありませんか?そこに手を抜いているようでは、本気で仕事を探していると思ってもらえなくても文句は言えません

きちんとした写真が撮れるよう工夫をしましょう

買い物の途中にスーパーの3分間写真で撮影する。デジカメとパソコンを使って自宅で撮影して印刷する。いずれにしても、一工夫するだけでそれなりにきちんと見える写真を撮影することはできるものです。一手間をきちんとかけて、写真だけで不採用にされることがないよう努力をしましょう。

○髪型

清潔感のある髪型に見えるよう、長い髪の女性は後ろで一つに束ねるか、真っ直ぐ背中側に髪が落ちるようにしておきます。男性の場合は寝癖がないようきちんと整髪料などで整えておきましょう。

○服装

当然のごとく面接に着ていくような服装が無難です。ジャケットを着用し、女性の場合はすっきり見えるインナーを。男性の場合はきちんとワイシャツの第一ボタンをしめ、無難な色のネクタイを選びましょう。

○表情

あごを引きすぎるとにらみつけているような印象を与えてしまいます。カメラに向かってあごをひきすぎず、出しすぎずの真っ直ぐな位置に顔を固定したら、ほんの少しだけ微笑むぐらいがいいでしょう。無表情だと暗い印象を与えてしまいます。

自宅で撮影する場合は、背景となる壁は無地の場所を選びましょう。そのような壁がない場合は、模造紙やシーツなどを貼り付けて背景を整えるようにします。

また、自然光が足りない場合はライトをしっかりあてないと変な影ができて老けた印象になりがちです。膝の上に白い紙などを置いておくと光を反射して明るく写るので、画用紙などを用意しておきましょう。