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やりたい仕事したいなら、与えられた仕事をキッチリこなすことから

あなたはどうして今の会社に入社を決めたのですか?

最初に内定をもらったから

この会社しか受からなかったから

通いやすかったから…

人によって理由はさまざまだと思いますが、それでも働いていればなにかしらやりたいことも見つかるのではないでしょうか。

本当は営業の仕事がしたかった

企画部でおもしろい企画を考えたかった

など、やりたいことと、現在の仕事内容がことなる場合も多いと思います。

しかし、だからといって自分の希望ばかりを上司に言っても、相手にされるわけがありません。会社だって、適材適所で人材を配置しているのです。

自分がやりたいからといって、すぐにその仕事を任せてもらえることは滅多にありません。それよりも、今あなたにあたえられたことを精一杯取り組みましょう。

筆者も希望は伝えていました

筆者はもともと、出版に携わる仕事がしたいと思っていました。著者の方に取材にいったり、記事を書いたりそういったことに憧れて入社を決めました。

入社を決めた会社は、採用を総合職でとっていました。なので、配属先が決まるまではどんな仕事を自分がするのかわかりませんでした。しかし…

実際に配属されたのは、筆者が希望する部署とは少し違う編集をする部署でした。編集といっても、出版に携わっているし、似たようなことができるのではないか、そう思っていました。

けど、現実は全く違いました。実際にお客様にお会いすることは基本的にはなく、社内でお客様の要望にあわせて誌面構成を考えたり、スケジュールを管理したり…

筆者としては取材をしたり、記事を書いたりする仕事がしたかったので、このように社内であくせく働くのはあまり楽しくありませんでした。

そんなときにふと、上司からどんな仕事がやってみたいか聞かれたときがありました。そこでチャンスと捉えた筆者は、記事を書いたりする仕事がしてみたいと言ったことがありました。

それからしばらくして、記事を作る仕事をしてみないかと言われました。そして、一度だけですが、ずっとやりたいと思っていたことを経験することができました。

今の仕事を精一杯取り組むことで、信用を勝ち取りましょう

筆者という人間が、どんな仕事ができてなにが得意なのか。そんなの一瞬では見極めることなんてできないですよね。採用の面接や試験で、なんとなく向いていそうな仕事がわかったとしても、それが全てではありません。

しかし、例え才能があったとしても、きちんと仕事を任せられる人間だということがわからなければ、誰だって仕事は任せたくないですよね。

もし、やりたい仕事があるのに、今はそれに関われていないのなら、まずは周りからの信用を得ましょう。あの人だったらどんな仕事を任せても責任をもってしっかりやり遂げてくれる。

そう思われる人物になりましょう。そうしなければ、いつまで経ってもあなたの希望は受け入れてもらえません。まずはあなたという人物が、安心して仕事を任せられる、どんな仕事も挑戦してくれる、そういう評価を得られるように、今の仕事に取り組みましょう。