• RSS

その魅力は応用範囲の広さ!電気工事士の資格を取ろう!

家庭の蛍光灯を取り付けるときに、照明用引っ掛けシーリングが壊れていことはよくあることです。

この器具を交換するには、電気工事士の資格が必要で実は素人が行ってはならないことになっています。家庭用のコンセントを分岐させて配線するにも資格が必要です。

電気工事士の資格は、家庭内の配線作業だけではなく、さまざまな工場や造船所で必要とされています。資格を取得する方法と、就職先について紹介してみます。

資格取得を目指す方法は

資格取得を目指す方法は、専門学校へ入学する方法と、独学や通信教育で取得する方法があります。資格試験は、比較的簡単に受けられるので準備段階で失敗しなければ合格する確率が高くなります。

最初のステップは、家庭用の電気配線ができる第二種電気工事士の資格取得を目指します。筆記試験には、数学の知識として三平方の定理や三角関数の問題が出ます。

技能試験では、工具を使って配線が適切にできるかどうかを問われます。実地に電気工事士から直接指導を受けられる職場にいれば、実技試験はそれほど難しくありません。実技試験対策には、職業訓練校や実技講習会に参加する方法もあります。

第一種、施工管理技士も取得する

第二種の資格は、あくまでも登竜門です。さらにレベルアップさせて、第一種、施工管理技士などの資格を取得していけば、就職先に困ることはありません

実務経験を積んでいるうちに、上位資格取得の準備をしていけるのも、この資格取得が人気の理由の一つにもなっています。

また、筆記試験については、前年度合格者に限り免除される制度もあるので、受験のリスクが少ないことも魅力の一つとなっています。

第一種の資格取得は、試験合格から5年間の実務経験を経て免許の交付になりますが、工場などで働く場合には必須の条件になるので、早い段階で準備を進めましょう。

電気工事士取得で目指す就職先は

具体的な就職先には、電気設備会社、建設関係、工場の設備配線を専門とする会社、造船の艦内配線など活躍の場所が多いことも特徴の一つです。上位資格を取得すれば、独立起業もできるので仕事の幅が広がります。

強電、弱電の仕事に関係なく体力の必要な職場が多いので、体力のある人には向いています。

また、建築関係で作業する場合、壁の中に配線するので一度工事が終了してからミスが分かると作業時間が大幅に増えます。慎重で確実な仕事を要求される職種といえます。

資格を取得して技術を磨くと高収入も期待できる

知人で電気工事士の資格を持つ人は、海外のプラントを請け負って仕事をしています。海外出張しているときは、現地で調達したマンションや借家で生活しているそうです。

収入は、会社勤めしている人から見れば、かなり高額な報酬をもらっています。技術の質が高い人は、独立起業しても仕事に困ることがない、とその人は言っていました。

私生活では、30フィートの豪華クルーザーを所有し、仕事を待っている間はクルーザーの中で生活しています。

後部デッキにはプランタンが置かれ、ネギやキャベツ、セロリの他、ボストンレタスまで栽培して生活をエンジョイしています。

電気工事士の資格取得よりも、その後の技術習得が課題です。職人の世界なので、独自の工具もたくさんあり、工事の方法も多岐にわたります。覚えることが多いのも、この職種についた人には課題になるでしょう。

しかし、オールラウンドに活躍できる技術者は、桁違いに収入が多い世界です。一つ一つ着実に技術を習得して実績を積んでいくことが大切です。

どんな田舎でも、この職種のない地域はありません。まずは、しっかりと準備して資格を取得することから始めましょう。転職を希望している人には向いている資格試験です。