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学生までの当たり前は、会社では当たり前ではなくなります

社会人になると、学生のころまでの当たり前が通じなくなり、戸惑いを覚えることもあると思います。

自分の行動に責任を求められる

時間に遅れるときは、必ず連絡する

(もちろん遅刻厳禁です)

自己管理の一つとして、健康に気遣う

など、学生のころであれば許されていたことも、社会人になるとそうはいきません。

筆者も社会人なり立てのころは、学生との違いに戸惑うことばかりでした。今となれば笑い話ですが…

社会人の規則正しさには驚きでした

筆者が大学生のころは、授業がなければアルバイトに行ったり、友達と遊びに行ったりして過ごしていました。授業があっても、朝早い時間から始まるものについては遅刻をしたり、出席をとらなければ行かなかったり。

自由な大学生活を満喫していました。きちんと出席した授業でも、ちゃんと集中して受けていたのは教授が怖い、もしくはその教授のことが好きのどちらかで、ほとんど寝ているかおしゃべりしているかでした。

そんな自由な生活を送っていた筆者が社会人になったときに、初めからきちんとできていたか、そう言われると、できなかったというのが正直な答えです。

普通に考えれば、それまで自由に過ごしてきたのに、いきなり規則正しく朝から晩まで週5日も会社で働くなんて、できっこありません。

それでも、自分で決めた会社・仕事ですから早く慣れようとしました。毎朝、早く起き、満員電車で会社に行く。その日の仕事が終わるまでは、黙々と作業を進める。

毎日がその繰り返しで、たまには空いている時間に出勤したいこともありましたし、今日は天気がいいから午前中で帰りたい、そんな日もありました。決められた休憩時間ではなく、お腹が空いたときにランチをしたいと思ったときもあります。

きっとみなさまも似たような状態だったと思います。筆者ほど自由な学生生活を過ごしていないとしても、やはり学生の方が時間の融通が効きます。体調が悪ければ、すぐに休むこともできます。しかし、社会人は違うのです。

働いてみると感じるのが、どんなに夜遅くまで残業したとしても、疲れが残っていても次の日がお休みでなければ休むことはできません。

就業時間が決められていれば、違う時間に働きたいと思ってもそんなことはできません。会社に拘束されているのですから。社会人になったことで、規則正しい生活ができるようになったという話を聞くこともあります。

社会人は自分の時間を使って働いた分、その代価としてお給料が支払われるのです。学生のときは自分の時間を使って、学んで、そのお金は自分で払っていました。

それが社会人と学生の大きな違いです。お金を払うか、いただくかそれが違えばそれぞれの当たり前も違ってくるのはわかりますよね。

社会人になり立てのときはとまどうことも多いかもしれません。しかし、徐々に慣れていけばいいのです。少しずつ、自分の行動に対して責任が持てる大人になりましょう。